僕は、大阪のノマド社長になりました。

僕は、2021年4月1日付けで株式会社宅都(本社:大阪市)の代表取締役に就任、今後は大阪市(一部京都・東京)の住まいと暮らしをテーマにした仕事を中心に頑張りたいと思います。よろしくお願いします。

ノマド社長とは何なのか。

社会ではプロ経営者と呼ばれており(ちょっと恐縮、僕はノマド社長で)、複数の会社を経営者として渡り歩く人物を指す俗語 *Wikipediaより

一般的に日本企業経営トップの選任方法は、創業者一族、社内の優秀な人材から選任することが多い。それに対して欧米では豊富な経験を有した外部のプロ経営者を招き入れトップに就任することも多く、グローバル、コロナ禍、M&Aなど先行き不透明な時代では今後メジャーな選任方法になるなーと感じています。

ちなみに日本で有名なプロ経営者は、

稲盛和夫氏・・京セラ(創業)→KDDI→日本航空

原田泳幸氏・・アップルコンピュータ(日本法人)→日本マクドナルドホールディングス→ベネッセホールディングス→ゴンチャジャパン

など上げられます(興味のある会社・職業・職種を渡り歩くことも広域で考えればノマドワーカーだなと思い挑戦しました)。

プロダクトライフサイクル。

製品・市場にはプロダクトライフサイクルがあります。プロダクトライフサイクルとは、マーケティング用語で商品や市場の成長を4つのステージで考え(導入・成長・成熟・衰退)、それぞれの特徴を理解し将来を予測しましょうという内容です。

先ほどもお話しした通りこれからのグローバル、コロナ禍、M&Aなど先行き不透明な時代、さらにプロダクトライフサイクルで創業者一族や生え抜き経営者ではこれから難しいステージに突入するなーとお考えの出資者も多いかと思います。

そんなときは外部からプロの経営者を招き入れ厳しいステージを乗り越え、それが終わればまた創業者一族や生え抜き経営者に戻すなど柔軟な対応が必要かなと思います。

プロ経営者に求められること。

会社は、大枠で出資者、経営者、労働者に分かれます。そしてプロ経営者とは、出資者に選任された経営者(今回の僕は代表取締役)です。

今回僕の任務は、買収企業と被買収企業の経営統合作業(PMI)です。PMI期間とは、一連のM&Aプロセスにおいて最も重要な期間、デューデリジェンスで一にさまざまな工程を100日プランに落とし込み実施します。

その中でもっとも難易度が高いと思われるものが買収企業と被買収企業の文化融合です。今回買収企業は東京に本社を持つ大手企業(社員数は1,000人以上の一部上場企業)と被買収企業は大阪に本社を持つ企業(社員数は200人弱の非上場)、会社規模、地域は大きく異なります。

本社サイドでは、組織体制、社風、コンプライアンスなど同じように感じていても現場サイドでは異なることも多く(M&Aに限らず)、買収企業は初め連邦型統合、徐々にグループ企業として支配型統合に変わっていくことは必然、どの部分を統制し、その順番は、その組織は、、、僕の洞察力がとても大切だなと感じています。

そんな中で僕はどのように買収企業と被買収企業の文化を融合し双方の新しい未来を切り開くことができるのか。。。これからの日々の挑戦がとても楽しみです。

次回から数回に分け実際のPMIについて実務を交えながらお話しできることについてはお話したいと思います。

追伸:2023年5月7日、旧ノマドウェブマガジン、ノマドクルーザーからの移行記事です。

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